受験資格試験名 第三種電気主任技術者
試験日(上期):2024/8/18
試験日(下期):2025/3/23
氏名 坂田一成
試験日(下期):2025/3/23
氏名 坂田一成
令和6年度上期:理論科目合格
令和6年度下期:電力、機械、法規科目合格(資格取得)
令和6年度下期:電力、機械、法規科目合格(資格取得)
合格体験記
一発合格は最初から狙わず、科目合格制度ありきで勉強開始しました。
一回目の受験(上期試験)では、理論科目一点狙いで勉強しました。
4科目すべての礎となる科目だから時間をかけて基礎固めをしたほうが、その他科目の理解力が違ってくるだろうと思ったからというのは大義名分で、実際のところは、自分の現状の学力と、働きながら資格勉強に取り組むということへのハードルの高さから気後れしたからです。
勉強を開始したのはいいのですが、電気理論以前に数学の思い出しに時間を費やさなければいけない状況でした。
一応、工業高校電気科を卒業しており、高校在学中に第一種電気工事士試験に合格(実務経験なし)していますので、そのアドバンテージがあるはずなのですがほぼ忘れていました。
たしかに、ゼロからではなく思い出しで済むといった点では、少しはモチベーション維持の役には立っていたのかなと思います。
なお、電験三種の難易度を調べると工業高校電気科卒業程度とでますが、あくまで成績優秀者のはなしだと思います。
言ってしまえば東大の受験だって高校卒業程度では?と考えてしまい、高い壁を感じました。
ですが、CBT方式導入に伴って過去問の流用が増え、それにより取得難易度の易化が進んでいるらしく、以前と比べて、勉強すればとれる資格になってきているということですので、決して簡単ではないとは思いつつも希望を持って勉強に着手できました。
(誤解のないように言っておくと、普通科の生徒が東大を受験するようなものだと言っているわけではないです。)
ここからはもう少し具体的に、わたしがした勉強法を書いていきます。
と言っても意識したのは、自分一人でテキストを眺めるよりも動画学習に重点を置いていたことくらいです。
いまは無料で優良な動画を観ることができるということもありますが、単純に視覚だけではなく聴覚にも刺激がいくので、定着の仕方に違いがあると思います。
それと、わたしにとっての最大の利点は、勉強に取り掛かるハードルが比較的低いことでした。
学生の頃から自宅学習を毛嫌いしていた私には、自宅でテキストを広げてペンを握るということが億劫に感じます。
ずぼらなわたしが勉強の習慣と自己肯定感を身につけるのにとても重宝しました。
まとめ 勉強に取り組む科目の順番とか、試験心得(分からない問題は飛ばすなど)とかは調べれば出てきますので、わたしの合格体験記としましては、気後れせずにもっと早めに挑戦しておけばよかったなと思いました。
建築設備士の受験資格緩和につながることからもわかりますが、電験三種の知識は設計・積算業務に活きると実感します。
とはいえ、法規科目で勉強することは最低基準なので、内線規程はより厳しい内容になってはいますが、その基準の根拠がみえて腑に落ちる部分が少し増えるだけでも有意義だったなと思います。
最後に 勤務時間にも関わらず、資格勉強の時間をいただきましてありがとうございます。
わたしが担当する予定だった物件にも対応いただいたり、作業の手分けを調整していただいたりしたその時間で、ギリギリ合格に至りました。
決して大袈裟ではなく、まさに試験前日に初めてみた問題が当日でてきました。
初見では得点できていなかったです。
この場を借りて感謝申し上げます。
一回目の受験(上期試験)では、理論科目一点狙いで勉強しました。
4科目すべての礎となる科目だから時間をかけて基礎固めをしたほうが、その他科目の理解力が違ってくるだろうと思ったからというのは大義名分で、実際のところは、自分の現状の学力と、働きながら資格勉強に取り組むということへのハードルの高さから気後れしたからです。
勉強を開始したのはいいのですが、電気理論以前に数学の思い出しに時間を費やさなければいけない状況でした。
一応、工業高校電気科を卒業しており、高校在学中に第一種電気工事士試験に合格(実務経験なし)していますので、そのアドバンテージがあるはずなのですがほぼ忘れていました。
たしかに、ゼロからではなく思い出しで済むといった点では、少しはモチベーション維持の役には立っていたのかなと思います。
なお、電験三種の難易度を調べると工業高校電気科卒業程度とでますが、あくまで成績優秀者のはなしだと思います。
言ってしまえば東大の受験だって高校卒業程度では?と考えてしまい、高い壁を感じました。
ですが、CBT方式導入に伴って過去問の流用が増え、それにより取得難易度の易化が進んでいるらしく、以前と比べて、勉強すればとれる資格になってきているということですので、決して簡単ではないとは思いつつも希望を持って勉強に着手できました。
(誤解のないように言っておくと、普通科の生徒が東大を受験するようなものだと言っているわけではないです。)
ここからはもう少し具体的に、わたしがした勉強法を書いていきます。
と言っても意識したのは、自分一人でテキストを眺めるよりも動画学習に重点を置いていたことくらいです。
いまは無料で優良な動画を観ることができるということもありますが、単純に視覚だけではなく聴覚にも刺激がいくので、定着の仕方に違いがあると思います。
それと、わたしにとっての最大の利点は、勉強に取り掛かるハードルが比較的低いことでした。
学生の頃から自宅学習を毛嫌いしていた私には、自宅でテキストを広げてペンを握るということが億劫に感じます。
ずぼらなわたしが勉強の習慣と自己肯定感を身につけるのにとても重宝しました。
まとめ 勉強に取り組む科目の順番とか、試験心得(分からない問題は飛ばすなど)とかは調べれば出てきますので、わたしの合格体験記としましては、気後れせずにもっと早めに挑戦しておけばよかったなと思いました。
建築設備士の受験資格緩和につながることからもわかりますが、電験三種の知識は設計・積算業務に活きると実感します。
とはいえ、法規科目で勉強することは最低基準なので、内線規程はより厳しい内容になってはいますが、その基準の根拠がみえて腑に落ちる部分が少し増えるだけでも有意義だったなと思います。
最後に 勤務時間にも関わらず、資格勉強の時間をいただきましてありがとうございます。
わたしが担当する予定だった物件にも対応いただいたり、作業の手分けを調整していただいたりしたその時間で、ギリギリ合格に至りました。
決して大袈裟ではなく、まさに試験前日に初めてみた問題が当日でてきました。
初見では得点できていなかったです。
この場を借りて感謝申し上げます。
<代表より一言>
第三種電気主任技術者、通称「電験三種」の合格おめでとう、よくやった!
この資格は、試験制度が大きく変わっていく中でも、変わらず電気技術者の登竜門と言われ続けています。
この試験は受験資格が不要とはいえ、建築設備士の受験要項である実務経験が大卒(指定学部)と同等(2年)となることでわかるように電気の専門的知識と電気数学力を必要とする、難易度の高い資格です。
特に電気数学は受験を志そうとする人の心を折る傾向にあります。
その最初の関門で有り、必ず超えなければならない理論科目の合格を聞いたとき、わたしは勝手に合格を確信していました。
今回、勉強方法を聞いて驚くことがありましたが、その中でもインターネット、おもにYoutube内にある動画が大変に高品質であるということです。
その動画を十数本見ましたが、学習内容が実務に生かせる、または実務を生かせる内容が少なくないように思えました。
本人も書いているように「動画学習」は大変有効なのは間違いないですが、ただ眺めているだけで合格できるわけではないのです。
本当に大変だったと思います。
また、資格試験のために勤務時間中の時間をつくることは、これまでも、また、これからも続けようと思いますが、これがプレッシャーにならずによかったと思います。
大きな壁をひとつ越えました。
この資格は、試験制度が大きく変わっていく中でも、変わらず電気技術者の登竜門と言われ続けています。
この試験は受験資格が不要とはいえ、建築設備士の受験要項である実務経験が大卒(指定学部)と同等(2年)となることでわかるように電気の専門的知識と電気数学力を必要とする、難易度の高い資格です。
特に電気数学は受験を志そうとする人の心を折る傾向にあります。
その最初の関門で有り、必ず超えなければならない理論科目の合格を聞いたとき、わたしは勝手に合格を確信していました。
今回、勉強方法を聞いて驚くことがありましたが、その中でもインターネット、おもにYoutube内にある動画が大変に高品質であるということです。
その動画を十数本見ましたが、学習内容が実務に生かせる、または実務を生かせる内容が少なくないように思えました。
本人も書いているように「動画学習」は大変有効なのは間違いないですが、ただ眺めているだけで合格できるわけではないのです。
本当に大変だったと思います。
また、資格試験のために勤務時間中の時間をつくることは、これまでも、また、これからも続けようと思いますが、これがプレッシャーにならずによかったと思います。
大きな壁をひとつ越えました。